堂ヶ島（どうがしま）渓谷は、神奈川県の西部・箱根に位置する、渓谷・吊り橋・温泉ありの大自然が楽しめる、日帰りで行ける絶景スポットです。こちらのエリアは、江戸時代より箱根七湯のうち、四つの温泉場（宮ノ下・底倉・木賀・堂ヶ島）として有名で、賑わいを見せてきました。富士屋ホテルの開業を契機に、外国人旅行客が増加、いまでもその当時の建物が現存しノスタルジックな街並みが残っています。
堂ヶ島渓谷（ドウガシマケイコク）の魅力について、早速見ていきましょう！
１．アクセス
新宿駅から小田急ロマンスカーに乗りおよそ1時間、「箱根湯本駅」へ。そこから渓谷への起点となる「宮ノ下駅」までは、バス・登山電車でアクセス可能ですが、渋滞がなければ約15分で到着するバス利用がおすすめ。箱根吟遊という宿泊施設の横道をどんどん下っていくと渓谷の入り口に到着します。
２．堂ヶ島渓谷の魅力
自然としての美しさはもちろんありますが、魅力は人気のなさでしょうか。箱根は温泉や美術館等が点在する、関東屈指のリゾート地として有名ですが、わざわざハイキングをする方は少ないのかもしれません。特に朝の堂ヶ島渓谷は静寂そのもの。自然の中をただ歩くだけでリフレッシュできますよ。
遊歩道は全長で2kmほど、ゆっくり歩いても1時間かからないほどです。首都圏の川はとてもきれいとは言えませんが、箱根周辺の水の透明度には驚きます。
清流沿いにごろっと横たわる巨岩で休憩したり、
水の流れをカメラで捉えたり、
吊り橋で記念撮影するのもおすすめです。
遊歩道の出口は、「木賀温泉入り口バス停」付近になります。ハイキングを楽しんだ後は、温泉でさっぱりしませんか？宮ノ下方面に少し歩き、「ホテル前バス停」から6, 7分ほどバスに乗ると、温泉レジャー施設・箱根小涌園ユネッサンに到着です。水着で楽しめる温泉があるため、家族やカップル旅行にもおすすめです。
３．飲食店・休憩所
宮ノ下・木賀エリアには、レストラン、カフェ、和食料理屋等が点在してありますので、そのときの気分にあったチョイスができます。堂ヶ島渓谷内にお手洗いはありません。
４．周辺の観光スポット
宮ノ下・木賀周辺には、色々な観光スポットがありますが、中でもお勧めしたいのが「彫刻の森美術館」。広大な敷地に大小異なる彫刻が展示されているだけでなく、ステンドグラスで作られた高さ18メートルの幻想的な塔や、珍しいピカソの陶芸や彫刻作品を見ることができます。敷地内は飲食物持ち込み可ですので、天気が良ければお気に入りの場所をみつけて、ゆったりランチもいいですね。
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